10/14/2008
Eat at hearing #3
City girlsの共同幻想、
普段は「大体ね、ヒールが7cm以上ないとshouseって呼ばないの。」が
ときどきやってくるヒール3cm以下の気分。
ある一定の条件が揃ったときにだけそんな気分になる。
昨日寝る前に読んでた本が事のほかよくて
夏の始まりに冗談みたいに晴れた日に、
天気予報は南から吹く風を示していて1日中雨の振る心配がない、
ケーブルのウェザーチャンネルで
行きたい国の天気を全部見なくちゃ話が始まらないって
うっかりシャワーを浴びる時間がショートカットになった休日で、
毎日確実に日差しが強くなっていることを
窓を開けたバスルームに差し込んだ光で確認して、
いつもと違うことがしたいなってところに、
電話で急に呼び出されて、
お昼からの外出で、
足がむくんでなくて、
顔もむくんでなくて、
ちょうど外出向きのRB のMix cdが
もはや天然記念物指定の
白いCD WalkMan「ジュゴン」にセットされていて、
ボーイフレンドとのデートの予定がなく、
親戚みたいに、
気心の知れた、
女の子とデート。
今日がその日ってわけ。
結構レア。
Floatin' 3cm girl s mix
1.What We Do Here /Brian McKnight
2.If I Was Your Man/Joe
3.Do You Mind/Marques Houston
4.Interlude /MusiqSoulchild
5.Newness /MusiqSoulchild
6.Whatever You Do/Shayna Steele
7.Lost Without U /Robin Thicke
8.Haiti (Interlude) /Gaelle
9.Falling /Gaelle
10.Cool Me Down /The Black Seeds
11.Callin Yu /Steve Spacek
12.Dollar /Steve Spacek
13.Take a Message/Remy Shand
14.Alright With Me (feat. D Minor & Phonte of Little Brother)/Keelay & Zaire
15.Honey/Erykah Badu
16.Ordinary Joe (Live) /Terry Callier
17.today the Sky Is Blue and Has a Spectacular View./Tickles
家を出て待ち合わせの赤坂サカスまで
気象上の南東の風と
音楽から吹く涼やかな風に心が吹かれていた。
まだ、と思うときもあれば。もう、と思うときもある。
35年間、そこがどこであっても
私はそこに吹く風をよくよく味わう。
それはこの天体に流れる気流のことでもあるし、
音楽、一曲のそれぞれがまとう、「風」のイメージでもある。
そして、自分自身の感情が生み出す「風」のことでもある。
それが複合的に交わるとイメージの連鎖から吹く「風」が流れる。
私は、それらの風が紡ぎ語る物語を
視覚的にイメージすることのヘビーユーザーで
同時に踵の低い靴で見るいつもと少し違う視界を楽しんでいた。
様々なイメージに自分を置き、疑似体験する。
それらのイメージソースは以前の出来事だったり、
まだ体験する前のできごとだったりした。
熱風も涼風も、また凪ぐ瞬間も気持ちの赴くままに味わう。
少し早く待ち合わせの場所に着いたので
サカスの中をチェックして、コーヒーを買った。
広場へ戻ると彼女が到着した頃だった。
今日の彼女はspreeで買った白いmaxi dressを着ていて、
風をふくんだシルクの生地に体を泳がせていた。
他者が見ていて気持ちがいい服があるとすれば
今日の彼女、マイちゃんのdressがそれだ。
とても似合っている。
「天気いいねー。
住吉さんとは、現地集合。行こうか;)」
住吉知恵さんはアートライター。
J-waveなどで国内外問わずアートの動向についてコメンテーターとして
ご活躍されている女性である。
10分も歩かないうちに
「ここを曲がって、あったー!」
クラヤミ食堂の看板を見つける。
ちょうど看板の下の入り口には黒いエプロンをつけた
Yさんがお腹の前で手を重ねて笑顔で立っている。
「いらっしゃいませ。」
とその声色はいつも通りでも、クラヤミ食堂の人になりきっている
距離感がすでに楽しい。普段は博報堂の人だけどこのプロジェクトに
参加している。
「いいじゃーん。黒いエプロン似合ってる!
今日はお招きいただいて、ありがとうございます;)」
「いいね。 いつもと反対で、こういうのもいい!
ご招待頂いて、ありがとうございます;)」
黒いエプロン姿の男性1人、なにやら盛り上がってる女子2人。
遠くでこの立ち話を通りすがりの
上京したばかりのフレッシュマンがみかけたら
絡まれているなら、助けなければだし(その人は過去、生徒会長経験者)
モテならば、羨望のまなざしだったであろう。(とにかく、モテタイ)
遠くからケータイでもかかってきた振りをして
動向をうかがうみたいな景色。
女子が笑顔であることを確認すると
「モテ」的であることがわかり
「あれ、メンノンでは、クラシックな黒縁メガネだって読んだのになー。
黒エプロンもキテるんだー」って景色。
「あなたたち、なんか、おかしいわよ。」
とクールビューティーな住吉さんも登場して、
いよいよクラヤミ食堂のなかへ!
続きはまた今度
I ll be back soon;]
ciao!
MariMari
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1 件のコメント:
marimariさんこんにちは。
クラヤミ食堂のお話、いつも楽しみに読んでいます。
mix CDはmarimariさんセレクトですか?
とてもステキですね。
そして黒いエプロンがモテということがわかりました!(笑)
いつもおもしろいblogをありがとうございます。
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